【注意・免責事項】
 ※本記事は、令和8年に起きた不動産トラブルで起きた実際のやりとりにおける音声データ、会話ログ、および手元に残された書面等の客観的記録に基づいて作成された実録ドキュメンタリーです。不当な営業手口からご自身やご家族を守るための「防衛の記録」として公開しています。

マイホームという人生最大の買い物を前に、悪質な不動産業者の手によって平穏な生活を脅かされた記録です。

「素人だからハンコを押させれば勝ち」

そう高を括る仲介業者に対して、QAエンジニアとしてのデバッグ視点(ログ分析)・AI活用・法律知識を武器に徹底抗戦している記録の一部始終をお届けします。

この記事を読むことで、「強引な営業手口の実態」と「万が一巻き込まれた際の具体的な回避策」が分かります。

(以降、買主=私・仲介業者・営業マンで話は展開されます)

 

 

第3章:『ハメ込み営業の実態』違和感が現実になる予兆

本記事では仲介業者が見せた本性。

数々の宅建業法違反の営業実態の予兆。

忘れもしない『14時間拘束』に繋がる地獄の入口の真相を語ります。

 

異常なペースによる妻への内見案内

#2で初内見を終えた私たちは営業たちとグループLINEを作成し、次の内見の日取りを決めていました。

私と妻は別居しており、隔週の週末にしか会えなかったため、次の内見は妻のみで行うこととなりました。

若手営業マンの方は「奥様一人で大丈夫ですか?」「不安だったら内見中にいつでも旦那様とビデオ通話つけて頂いて大丈夫ですからね?」など気を遣ってくれていたため、安全面に関しては信用してお任せ出来ました。

 

しかし、真の問題は……

 

1日の内見で20件以上を回るという暴挙

 

朝10時からスタートして内見終了が夜22時という信じられないタイトスケジュールでした。これには積極的という熱量を越えてまたも違和感を感じる私。

さすがに今回は昼食休憩を取らせてもらえたらしく、営業マンにラーメンをご馳走してもらったことを楽しげに話す妻。

色々話してもらえたし、積極的な案内で一所懸命やってくれているよと妻の評価はうなぎ上りでした。しかし私としては…。

 

(内見20件ってどういうこと?)

(拘束時間が一般常識を外れてないか…。)

 

確実に違和感は刻み込まれていきました。

ですが、私が希望していた周辺にグラウンドがあるかどうかについても担当営業マンが一所懸命調べてくれているよとポジティブに語る妻の前で私はそのネガティブな違和感を口に出すことが出来ませんでした…。

 

謎の評価基準で決まる激押し物件という名のロックオン判定

激押し物件と書いていますが、お買い得物件や優良物件という訳ではありません。

多数紹介された物件の中で妻が気に入った物件があったのです。

後日聞いた話になりますが、当時このようなやりとりが営業マンとの間にあったようです。

 

営業「奥様、こちらの物件を◎・〇・△・×で評価をつけるならどうですか?」

妻「内装は◎ですね。」

 

今思えば、完全にこれでロックオンされたんでしょうね。

こういったやりとりで気を付けて頂きたいポイントは…

 

買主側と営業マンで受け取る印象はまるで違うことです。

 

買主側:(内装は◎、他も色々比較して良ければ候補に入れよう!)

営業側:(評価◎って言ったぞ!よしこれをごり押しして売ろう。)

 

このぐらいの差があります。

安易な高評価は営業側にごり押しで売りつける理由と機会を与えます。

これが現実です。住宅を初めて選ぶ素人からしたら聞かれたことに素直に答えただけなのに、営業マンの方では既に「売れるかも!」「インセンティブ(歩合給)が入るかも!」という計算が始まっています。

 

インセンティブ制度:成約時の仲介手数料から割合(一般的に5%~15%)が担当営業マンに歩合給として入る仕組み。本件の候補の物件価格は約5000万で、問題の仲介会社の給与体系が高歩合型ですから、成約で約20万近い歩合給が加算されます。

 

唐突な連絡と不可解な事前審査の要求

妻のみで進めていた内見で良さそうな候補が見つかったので、約2週間後に今度は私と妻2人で候補の物件を1/31に内見する予定を立てておりました。

(後にこのタイミングがXデーの引き金になることは当時知る由もなく…。)

 

当時、私が営業マンに事前に伝えていた内容は下記の通りです。

  • 購入計画についての相談がしたい。
  • ローン周りの相談がしたい。
  • 戸建てと分譲マンションを比較検討したい。
  • 前回妻が好評だった物件は見てみたい。

1月初旬から新居探しを始めて、半年~1年程度かけてじっくり調べて購入するという方針でしたので、まだまだこれから無理のない購入計画・ローン構想を考えて比較検討する段階でした。

 

そして、ついに地獄の入口に繋がるLINEが内見前夜である1/30の20時前に唐突に届きます。全てはここから始まりました。

 

明日は、事前審査を行えればと思うので、身分証明書と、印鑑をお二人それぞれお持ちになってお越しいただければと思います。

宜しくお願いいたします。

 

みなさんはこの違和感に気付けますでしょうか…?

 

いつも通り仕事を終えて、ようやく週末を迎えて心軽やかに妻の住居へ向かう私がそこにおりました。

唐突なLINEと急な要求にやや不快感を感じましたが…

 

たまたま持ち合わせてしまっていた。

印鑑と身分証明書。

 

運命の悪戯なのか。Xデーの準備はこうして完成してしまいました。

そして、地獄を見ることになります。

 

次回#4では『14時間拘束』による強引な契約の実態について公開します。

 

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👤 筆者プロフィール

カイト(QAIT)

普段はソフトウェアの品質保証(QAエンジニア)として、システムのバグ検出やログ分析、リスク管理を専門としていました。

自身が直面した不動産契約トラブルにおいて、業界の不透明な構造や不誠実な対応に疑問を抱き、職業柄培った「徹底的なログ分析・証拠保全(JSTQB FL準拠の検証思考)」「情報セキュリティ・情報管理(情報セキュリティマネジメント)」そして「リーガルリスクの分析・法令知識(ビジネス実務法務1級)」を融合して徹底抗戦中。

「知識がないからと泣き寝入りする被害者を一人でも減らしたい」という思いから、実際の音声データや膨大な会話ログ等の客観的記録に基づいた分析を行い、消費者の本物の闘い方を発信しています。

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カイル(QAIL)
普段はソフトウェアの品質保証(QAエンジニア)として、システムのバグ検出やログ分析、リスク管理を専門としていました。 自身が直面した不動産契約トラブルにおいて、業界の不透明な構造や不誠実な対応に疑問を抱き、職業柄培った「徹底的なログ分析・証拠保全(JSTQB FL準拠の検証思考)」「情報セキュリティ・情報管理(情報セキュリティマネジメント)」そして「リーガルリスクの分析・法令知識(ビジネス実務法務1級)」を融合して徹底抗戦中。 「知識がないからと泣き寝入りする被害者を一人でも減らしたい」という思いから、実際の音声データや膨大な会話ログ等の客観的記録に基づいた分析を行い、消費者の本物の闘い方を発信しています。