【#2】実録:マイホーム購入の落とし穴。不動産仲介業者の悪質な手口を、法律とAIで分析して徹底抗戦したQAエンジニアの記録。
【注意・免責事項】
※本記事は、令和8年に起きた不動産トラブルで起きた実際のやりとりにおける音声データ、会話ログ、および手元に残された書面等の客観的記録に基づいて作成された実録ドキュメンタリーです。不当な営業手口からご自身やご家族を守るための「防衛の記録」として公開しています。
マイホームという人生最大の買い物を前に、悪質な不動産業者の手によって平穏な生活を脅かされた記録です。
「素人だからハンコを押させれば勝ち」
そう高を括る仲介業者に対して、QAエンジニアとしてのデバッグ視点(ログ分析)・AI活用・法律知識を武器に徹底抗戦している記録の一部始終をお届けします。
この記事を読むことで、「強引な営業手口の実態」と「万が一巻き込まれた際の具体的な回避策」が分かります。
(以降、買主=私・仲介業者・営業マンで話は展開されます)
第2章:明るい新居探しに潜んでいた仲介業者の闇と違和感
本記事では住宅探しの素人である夫婦2人が新居探しを始め、
どのようにして問題の仲介業者と繋がったのか。
そして当時から抱いていた違和感について語ります。
新居探しにおける当初の構想
私たちの新居探しは予め半年~1年をかけてゆっくりと良い物件を探そうというものでした。
子どもがいないため、特に期限の縛りもない中で初めての物件探しを行っていました。
当初の構想は2つ
- まずは最大手の仲介会社でお話しを伺ってみる
- 次に地元に根付いている中堅の仲介会社でお話しを伺ってみる
理由としては、最大手は窓口も広く安定感もあるだろうが、抱える顧客数が多くて一人一人のケアが行き届かないのではないか?という懸念。
その点、地元に根付いている中堅の仲介会社は大手に負けじと色々と調査に前向きに動いてくれるんじゃないかという予想がありました。
問題の仲介会社を訪れてしまった元凶はGoogleレビューの口コミ
1件目の某大手不動産仲介会社の説明は可もなく不可もなくという感じで、さすが最大手という安心感があるとともにどこか積極性を感じとることが出来ませんでした。
そこで急遽その日のうちにもう1件だけ仲介会社に話を聞きにいってみようか?という話になり、その場でGoogleレビューを使って軽く調査したんです。
評価はなんと★4.6
さらに口コミの件数も500件近くあります
口コミの内容もどれも感謝の声で溢れています。
もちろん悪い方の口コミも確認しましたが、当時宅建業法の知識がない私ではその異常さまでに気付くことは出来ませんでした。
その口コミが決め手となり妻とも話し合い、問題の仲介会社を訪れることになります。
初来店時の会話から感じる違和感
来店して新築戸建てが購入したい旨を伝えると、しばらくして2人の営業マンが私たちにつくことになりました。
1人は経験豊富な営業課長、もう1人はサポートのような形でついている営業マン。
早速この2人と話が進み、基本的に営業課長から質問を受ける形が続きましたが、その時に感じた違和感が既に一つありました。
課長:「お二人は月にいくらまで払えますか?」
何気ない質問に聞こえるかもしれません。
しかし私はQAエンジニアをやっていた職業柄こういった質問の順番や聞き方に対して敏感にノイズが走ります。(もちろん取り越し苦労ならそれでいいのですがね…。)
(初来店でいくらまで払えるか?なんて聞き方するか?)
(判断するのは早計だが、これはどこまで払えるか値踏みされてるのでは?)
私が感じた違和感は上記の通りで、先に某大手の仲介会社でお話しを伺ってますので、まずはどういった物件を探しているか、立地は?という話から予算の相談に入るものだと思っておりました。
そのため、早々にこのストレートな値踏みをするような質問に対して違和感を感じたのでした。(今思えばこの時点から直感が正しかったということになるのが歯がゆい。)
当日に即内見が始まるというスピード感
予算や軽く立地の話をしていると、早速内見に行ってみますか?という提案を営業から受けました。
まさか予約なしで伺って当日に即内見に行くとは思っていなかったものの、スピード感がある対応だなと思い、私はこれを積極性がある営業だなと評価していました。
休憩なしの7時間ぶっ通しの内見
私も妻も人生で初めての内見に気持ちが舞い上がっていたように思います。
しかしながら、その内見のペースが凄まじい…。
初日で内見というものがどんなものか感じられる程度で切り上げるのかなと思っていましたが、実際はフルに物件を5~6件近く回っていたかと思います。
相手の積極的なご厚意を無下にしてもよくないなと思い付き合い続けましたが、解放されたのは19時過ぎ。内見が12時ぐらいから始まっていたので7時間近くぶっ通しです。
その間に昼食すら挟ませてもらえず、妻はかなりぐったりしていました。
今思えば、この内見の異様なペースも違和感でしたが、私的にはそれ以上に気になる違和感をこの後感じるのでした…。
私用スマホを使ったグループLINEの作成を求められる
内見が終わり、解散前に次回の打ち合わせがしたいのでとグループLINEの作成を求められました。そこまでは某大手の仲介会社でもしていたので違和感はありませんでした。
しかし……
アカウント名が課長も営業もハンドルネーム
え?まさか?とは思いましたが。予感は的中し、まさかの私用スマホ。
さらに本名ではなくハンドルネームという始末。
みなさんはこれに違和感を感じませんか…?
前述の通り、私はQAエンジニアを職業としており、情報管理とリスクマネジメントに深く携わる仕事のため、この会社のシステムには驚きました。
情報セキュリティマネジメントの資格も持っているのですが、営業に私用スマホを使うのはさすがにありえないです。顧客情報の管理どうなっているんですか?と。
「会社の公式LINE(LINE WORKS等)ではなく、個人の私用アカウントを使っているということは、退職時に顧客の個人情報(年収や家族構成)が営業マンのスマホに残ったまま持ち出せる状態ということ。企業のコンプライアンスとして完全にアウトです。」
当時から確実に違和感を溜め込んでいたものの、相手は仲介業者であり不動産において私たちより知識が上なのは確か。
良い家さえ見つけてもらえればまぁ問題ないか…。と考えて不問にしてしまいました。
今思えばこういった一つ一つの違和感が事件を引き起こすきっかけになっていたんだなと痛感するばかりです。
次回の#3では壮絶な契約ハメ込みの当日についてを公開したいと思います。
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👤 筆者プロフィール
カイト(QAIT)
普段はソフトウェアの品質保証(QAエンジニア)として、システムのバグ検出やログ分析、リスク管理を専門としていました。
自身が直面した不動産契約トラブルにおいて、業界の不透明な構造や不誠実な対応に疑問を抱き、職業柄培った「徹底的なログ分析・証拠保全(JSTQB FL準拠の検証思考)」「情報セキュリティ・情報管理(情報セキュリティマネジメント)」そして「リーガルリスクの分析・法令知識(ビジネス実務法務1級)」を融合して徹底抗戦中。
「知識がないからと泣き寝入りする被害者を一人でも減らしたい」という思いから、実際の音声データや膨大な会話ログ等の客観的記録に基づいた分析を行い、消費者の本物の闘い方を発信しています。
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